仮性包茎がかかりやすい病気

仮性包茎自体は決して病気ではありません。
日本人の7割ほどは仮性包茎といわれていますので、ごくごく自然なことといえます。
しかし、仮性包茎は亀頭に皮がかぶっている時間が長いので、蒸れてしまって、細菌が繁殖してしまいがちです。
それによって病気になってしまうことがあります。
では、どんな病気になることが多いのか見てみましょう。

まず、一番メジャーなのは「亀頭包皮炎」です。
亀頭包皮炎は、亀頭の部分と皮の部分とで炎症を起こします。
皮がかぶっている間に炎症を起こすので、亀頭と皮の両方で炎症を起こしてしまうんですね。

次に多いのが「閉塞性乾燥性亀頭炎」です。
閉塞性乾燥性亀頭炎は、陰茎の先端あたりが白くなり、ひどい場合は尿道口にまで達するので、おしっこをすることすら困難になる場合がありますので注意が必要です。
万が一そのようなことになったら、手術を行わなくてはなりません。

他には、尿路感染症や陰茎ガンなどがあります。
尿路感染症は、細菌が尿路に入り込んでしまって、悪化すると膀胱炎や腎盂腎炎などになってしまい、こちらも手術をしなくてはならなくなる場合があります。

陰茎ガンは名前の通りガンです。
包茎が原因でガンになるといってもその割合はごく少数です。
ですから、しっかりと清潔にしておけば大丈夫なので、仮性包茎の方は、常に清潔を心がけましょう。

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